災害時のインフラとしてのWiMAX活用
音声回線の輻輳が起きてしまう
熊本の大地震であらためて通信手段の重要性を感じる人も多いのではないでしょうか
災害時になると安否確認のために携帯電話を使って電話をかけると思います
しかし、災害が起こった場所で全員が一斉に電話をかけることによって携帯電話会社の回線が混雑して電話が繋がらない状況に陥ってしまう経験ないでしょうか
電話回線が混雑して繋がらない状態になってしまうと当然ながら安否確認もままならないですし怪我人や病気で緊急事態になったとしても救急連絡をする事も出来ません
わかりやすくイメージするなら、特売セール時のスーパーのレジのようにみんなが殺到して行列になってしまうあの状況が音声回線で起きてしまうのです
音声回線が混雑を回避する逃げ道
音声回線が混雑している状態でもインターネット自体は基本的には影響はありません
光ファイバーケーブルが断線したとか例えばW電波塔が倒壊してしまったレベルの事故か障害が無い限りは通常通り使用可能です
今のスマートフォンを初めとした携帯電話にはインターネット回線に繋がる機能が備わっています
スカイプだったり、ツイッターのDM機能だったりフェイスブックだったりと今はいろいろとネットで連絡が取れます。
これらのネットのサービスは音声電話回線の外側のインターネット上でのサービスなのでネットが使える環境であれば利用出来ます。
ネットを使って安否確認をする人と音声回線を使う人とうまく分散すれば混雑で繋がらないという可能性は減ると考えられます
災害時に緊急施策として携帯電話キャリアのWiFiスポットの無料開放しているので近くであれば使うのも良いでしょう
しかしながらワイファイスポットというのは局地的で自宅のすぐ側や避難所に必ずあるとは限りません
そんなWiFiスポットが近くにない時には、WiMAXなどのモバイルワイファイルーターが活躍します
モバイルWi-Fiルーターは、携帯電話同様に内臓のバッテリーで動くため電源を使用しませんから停電時にも使うことが出来ます
機種によってはモバイルバッテリーとして携帯電話の充電にも使用が出来る
3.11の大震災の時にもWiMAXルーターは人知れず活躍をしていた事実をご存知でしょうか
その時のツイートをしてる人を見つけたのでご紹介します
まじかw Gmailだけ使ってなかった・・・。 RT @kazuyo_k: 今回、一番つながったのは、SkypeとGmailでした。ひかり電話も、携帯電話も、かけてもらってもつながったり、つながらなかったり、しています。モバイル系はWiMAXがあって助かりました。
— とっちん (@tochin77) 2011年3月11日
前回の3.11震災の時のツイートでもモバイル系ルーターが活躍していたようです
人間は往々にして緊急事態にならないとことの重大さというのには気がつきません
緊急時のネット回線確保のためにWIMAXなどのモバイルワイファイルーターを1つだけあらかじめ用意しておくというのも良いかもしれませんね
例えば
UQフラットツープラスの場合だと1日あたり120円とジュース1缶分の料金で通信インフラの保険ができると考えるととてもお手ごろな値段だと思う
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